「怠ける坊主はもらいが少ない」ジミー良寛(土曜担当)

徹底した怠け者ぶりのなかに
そこはかとない大物感
人の意見など我関せず。マイペースに自分のしたいことだけを地道にやり、一方、やりたいことがない場合にはまったくなにもしないという超怠け者ぶりを発揮する土曜日生まれ。他人からはなにを考えているのかわからないちょっとヘンな人というイメージを持たれやすいが、その徹底ぶりは、寺を持たず、説教もせず、著書も残さず、ただ子どもと遊んでいただけに見えて実は大物であった良寛の境地に通じるものがある。
:: 良 寛::
(1758〜1831)江戸後期の曹洞宗の禅僧、歌人。諸国を行脚修行して1796年ごろ越後国に帰郷。寺を持たず、国上山(くがみやま)の五合庵に住み、農民や子供たちと広く交流した。その生涯はひたすら清貧に甘んじ、僧庵の家財道具はすり鉢のみだったという。天真爛漫で飾り気がなく、細かいことには無頓着。泥棒に穴埋めにされかかり、逆に犯人に間違えられても弁解すらしなかったという。自らに厳しく、生けるものすべてに憐れみ深く、果てしない修行の道を歩み続けた徳望の僧。